(Illust by satoshi-T.)

 

冬の息吹

作詞/作曲 Satoshi Takahashi

  

独り街を彷徨う 泣き出しそうな空は灰色

都会の風は乾いて 雪の輝きもなく

 

夏に焦がれた恋は 秋の空に飛び立っていた

ざわめく紅葉の暖色(ぬくもり)さえ 今は虚ろ

 

「貴方の居ない路にも慣れたよ」 いつか言える日が来ると

幾つもの恋が約束してる

ただ、今は寂しくて

 

遥か彼方に春は遠く 冬の風が吹き抜けてく

今も独り 切ない夜 時を止めて

 

夢は夏の陽炎 追い掛ける旅路の途中で

ふたりの交す言葉の意味は 変わっていった

 

少し早く木枯らしが訪れ 季節の換わりを告げた

蒼く透き通る風に吹かれて 心は時に気付く

 

永遠のない世界に立ち 思うことは

すべてのもの 哀しみさえも 明日を生きる翼になる

 

解り合うため 傷つけ合った

貴方の声を それでも決して忘れない

乗り越えるために

 

永遠のない世界に立ち 思うことは

すべてのもの 哀しみさえも 明日を生きる翼になる

 

そして、

まだ 遥か彼方に愛は遠く 冬の風が吹き抜けても

春を信じ 強く生きてゆく 生命であれ



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